政治

自民の焦りか!?

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一年近く前のこの事を今この時期に書類送検するってどういうことなのでしょう。日本共産党、山添拓議員が自らTwitterに投稿したツイートで明らかにした。「埼玉県警から軽犯罪法違反容疑で書類送検された。」という事に対する疑問です。ツイートは次の通りです。


山添 拓@pioneertaku84

2020年11月3日、休日を利用して趣味の鉄道写真を撮りに行った際に、長瀞町の秩父鉄道の線路を横断したことが、埼玉県警秩父警察署から軽犯罪法違反であるとの指摘を受け、本年9月16日付で送検した旨の連絡を受けました。軽率な行為だったと反省しています。午後5:57 · 2021年9月18日·Twitter for iPhone

山添 拓@pioneertaku84·返信先: @pioneertaku84さん
私は、地域住民によって道がつけられ、水路に渡し板がかけられていた箇所を、列車が接近していない時間帯に、通行可能な道であるという認識のもとに、約1秒程度で渡りました。


山添 拓@pioneertaku84
·
これが渡ることが禁止された箇所であったという指摘については、素直に従い、すべての事情を説明し、反省する旨を記した上申書も提出しています。  今後、二度とこのようなことのないようにいたします。

ご本人は、列車が通行していない時間帯には通行に問題が無い、地域住民が利用している地方にはよくあるいわゆる私設の簡易踏切との認識で約1秒で渡ったと述べていて、この後本人の捉え方であればあくまで違法との認識でそれを犯す確信犯として渡ったとの見解はこじつけであり、まともな警察の扱いとはいいがたい内容に感じられます。そして、この後本人の述べている見解に偽りがあるとはなかなか考えづらい感じを覚えます。

この事が発生したのは、昨年11月3日のことであり、それをこの選挙を控え共産党を交えた野党共闘が市民連合の後押しもあって進められているさなかの2021年9月16日に送検という事にキナ臭さを感じないわけにはいきません。どう考えても、共産党を含む野党共闘の妨害の為に政治的思惑から行われた可能性が高いとみる考え方が的を射た考え方ではないでしょうか。

そもそも、山添拓議員は、善意の第三者に当たり罪には当たらないというのが一般的法解釈でもあり、市民感覚でもあると思います。軽犯罪法違反ということですが、調べてみるとこの法律に当たることも考えられます。「明治三十三年法律第六十五号  鉄道営業法第三十七条 停車場其ノ他鉄道地内ニ妄ニ立入リタル者ハ十円以下ノ科料ニ処ス」という法律です。この法律であれば科料という事になります。しかし、後述の引用にありますが、科料であっても起訴され有罪となれば前科が付く事になります。

日本の科料は1,000円以上1万円未満(つまり9,999円以下)の金銭を強制的に徴収する財産刑である。日本の現行刑法における主刑では最も軽い刑罰で、軽微な犯罪に対して科される。罰金と類似しているが、罰金は原則として1万円以上である。検察庁保管の前科調書に記載され前科となる。   (Wikipedia 科料より引用)

この様な軽犯罪法の1万円に満たない軽微な罪でもまるで狙い撃ちの様にそれもこの件が発生したという昨年の11月3日の件を今のこの時期、つい先般市民連合が動いて共産党、れいわ新選組を含む野党共闘の調印をやったそのすぐ後にこの動き、誰の発案による妨害工作なのかと勘繰らざるを得ないやり方だと思います。地元の人々が生活の為に設置したいわゆる施設踏切を撮り鉄の仲間と渡った為に書類送検さらたとのことで、確認はしてませんが聴くところによると山添拓議員だけが送検されたやにも聞いています。山添議員を1年もたって送検をすることは共産党のイメージを、そしてホープであり政府を問い詰める急先鋒である山添議員を狙い撃ちにした政治的思惑の送検と言っても過言ではないでしょう。もしそうでないというなら、その時の撮り鉄メンバーだけでなく地元で生活横断の方々も送検されていなければおかしいですしその送検の実績が過去にもあるかどうかも問題になってくることだと思います。

花瑛塾広報@kaeizyuku_PR·
共産党参院議員が秩父鉄道の線路を渡り書類送検された。実際は約一年前、画像のような山間部によくある私設踏切を渡っただけのようだが、これを埼玉県警が「事件」とした。タイミングからいっても弾圧であろう。私たちは共産党擁護にあらず。次は私やあなたがやられる番だと警鐘を鳴らしているのだ。  (花瑛塾広報ツイートより引用)

 

花瑛塾広報@kaeizyuku_PR·
共産党議員が私設踏切を渡り軽犯罪法違反に問われたが、同法第4条には「この法律の適用にあたっては〔略〕その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあってはならない」とある。住民による私設踏切の利用は黙認するが、共産党議員が利用すれば事件化とは、明らかに濫用だ。(花瑛塾広報ツイートより引用)

この引用ツイートの場所が山添拓氏の渡った場所かと思われるが、確認まではできていません。しかし、この写真の場所ではないにせよ、恐らく秩父鉄道というローカル線のこの様な私設踏切であったことは間違いのないところだろうと思います。山添拓氏のツイートにあるように根拠法が、鉄道営業法ではなく、軽犯罪法ということであれば、前述の花瑛塾広報様のツイートの様に「軽犯罪法第四条 この法律の適用にあたつては、国民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。」が適用される事になります。そしてツイートが言うように、明らかな濫用という事になると思います。

検察は共産党のホープを軽微な科料で送検して前科者にでもして何をしたいのですか。国会での共産党の政府追及の急先鋒の山添拓議員と日本共産党のイメージダウンを狙い、自民党政権に忖度、貢献したいのでしょうが、若しくは自民党の誰かから指令が回ったのかもいしれませんが、林検察はもっと国民の関心事である巨悪の逮捕に向けてやるべきことが山ほどあるでしょう。平井卓也デジタル相、五輪マネーロンダリング、モリカケ桜、広島選挙区買収事件の1憶5000万円の取り半疑惑の安倍晋三の件はどうなったのでしょうか。まだまだ国民は納得などしてませんよ。

少し前の9月10日、「ひるおび!」(TBS系)でコメンテーターの八代英輝氏が

「(志位和夫委員長らは)つい最近、『敵の出方』って言い方をやめようと言いましたが、共産党は『暴力的な革命』っていうものを、党の要綱として廃止していませんから。よくそういうところと(立憲民主党らは)組もうって話になるな、と個人的には感じます」 (「ひるおび!」(TBS系)より引用)

八代氏は、この様な既に六全協*1で否決された「日本共産党は武力による政権奪取は行わない」という自明の内容を、日本共産党は「暴力革命による政権奪取をする」が、現在も綱領に書かれているそれがあたかも事実のような発言し、確認もせず、或いは知っていたがそれを無視したのかいずれにせよあってはならないデマを公共の電波を使って述べた上にまともな謝罪をするまでにすんなりとは行わず世論がSNS等を通じて訴えて、恐らくこれが最も効いたのだろうと思われる大手スポンサーのキューピーがスポンサーを降りるまでの事態になってようやく2度目といわれる一応まあ謝罪と受け入れられる内容の文言を、しぶしぶ伝えたといったところが流れとしてありました。八代氏は弁護士であるにもかかわらず、不勉強にもほどがあります。その八代氏の発言もともかく、中途半端な1回目の謝罪にならない発言、ひるおび自体の対応の仕方、TBSという放送局の対応、どれもが大きな問題だと思います。キューピー会社はコメントを出していないようですが、この素早い英断は評価できる行動だったと思います。これが無ければごまかしたまま流されていた可能性は否定できません。

尚、その後の加藤勝信官房長官は、14日の記者会見で、日本共産党に対して「暴力革命の方針に変更はない」などと事実無根のデマ攻撃を行いました。このデマの発言については、野党にとっても、国民にとっても非常に重い問題発言であり許してはならない発言であり、謝罪、撤回させなければならない重要なことです。17日の記者会見でも、「共産党の『敵の出方論』に立った暴力革命の方針について『政府としては変更はないと認識をしている』と重ねて強調した。その根拠については『公安当局が共産党の各種文献を調査するなどして総合的に判断した』と説明した。
また、上川陽子法相も同日の会見で、『現在においても共産党の方針に変更はないものと認識している』と述べた。」と時事通信社のJIJI.COMが伝えています。

この事は、根拠を明確にさせ、徹底的に追及する必要があります。そして、そういうなら、根拠の文章を国民にも開示すべきなのは当然のことです。

*1六全協 1955年7月に開かれた日本共産党第6回全国協議会の略称。共産党が,それまでの極左軍事冒険主義を転換し,今日の先進国型平和革命路線に踏出す,歴史的意味をもつ会議とされる。それまでの 51年綱領は事実上の軍事革命路線であり,52年以降の火炎瓶闘争はその実践であった。六全協では,この路線の推進者だった徳田球一,志田重男の主流派と,この路線の批判者である宮本顕治の国際派が妥協。したがって路線批判はまだあいまいだったが,六全協直後に志田は失脚し,宮本が優位に立ち,翌 56年7月の第7回党大会で 51年綱領は廃棄され,宮本が書記長に就任,新路線の推進,確立に向けて歩みはじめた。

アイキャッチ画像 Alisdare Hickson
Resist – People over power – protesters in Whitehall during the London anti-Trump ban march.
Resist – People over the power – ロンドンの反トランプ禁止デモ行進中のホワイトホールでの抗議者たち。

By 11 am an estimated ten thousand had gathered outside the US Embassy for a march on Downing Street organized by the Stop the War Coalition, Stand Up to Racism and the Muslim Association of Britain
Among the most frequent chants heard were “May shame on you”, “dump Trump”, “build bridges not walls” and “refugees are welcome here”. Protesters pointed out that all the countries effected were Muslim majority nations and yet none of the countries targeted had any nationals implicated in any recent terrorist attack within the United States.
Ironically it is US foreign policy in the Middle East, including years of bombing and support for regional dictators that is one of the main causes of the current refugee crisis.

#山添拓 #日本共産党 #検察 #書類送検 #軽犯罪法 #ひるおび! #八代英輝 #安倍晋三 #加藤勝信 #上川陽子 #法の濫用 #野党共闘 #暴力革命

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