横浜にカジノなんてもってのほかだと思って一時はとても憤りまし。もうしばらく経ちますけれど、あざみ野フォーラムで行われたカジノ反対のある集まりにはいち早く友人と駆けつけました。関内駅前の集会と横浜市議会にも出かけて署名も行いました。しかし、署名が法提必要数を大幅に上回る数以上の相当数集まっても自公が多数派の市会で簡単に却下され住民投票は実現しませんでした。このガン無視の横浜市会のあまりに酷い態度については決して忘れません。また、林前市長のリコールについても不発で終わりました。多くの賢明な市民のパワーによって、市長選でも体制はカジノ反対の流れになり実質横浜でのカジノの火は完全に消え去る事となりました。そして新市長の山中氏がカジノ推進室の閉鎖を宣言して横浜でのカジノ禍は根絶されました。菅氏に対しては言葉は汚いですがザマーミロ!と面と向かって言ってやりたいところです。
しかし、菅傀儡前林市長の置き土産で、田中康夫横浜市長候補が選挙戦で訴えていた旧横浜市庁舎超優遇売却問題が未解決のまま残っています。関内駅前の超一等地とされる場所で、実売価格200憶円ともいわれる場所の市民財産の旧市庁舎が、前林市長と関係のある星野リゾートに7667万5千円で売却が予定されていて、猶予が今月9月末までとの話なのです。また、横浜市所有の底地は77年間の長期貸付で権利金もないとのことです。
それに対して、横浜市会の井上さくら議員が一昨日の市会で市長に対して質問をして、市長の重要な回答を引き出してくれました。井上さくら議員は一旦終了した質問に関して答えが不十分だった為に更に質問を要求して重要な答弁を引き出しました。また、市長の答弁に関しましては、前回のカジノ死刑宣告と共に一定の評価をしたいと思います。
まず第1点目として現状既に回っている決済を止めることを市長に要求しました。そして、2点目に、都市整備局長決済で決済ができるという事になっている為それを撤回して市長決済でないと決済できないということに変更してほしい旨要求しました。3番目に、価格妥当性に大きな疑義があるために価格妥当性を正確に判断してほしいのでその判断方法も示すよう求めました。この3点について市長答弁を求めたところです。
山中市長は井上議員の質問に対して明確に答弁しました。答弁内容は、井上さくら議員に対する答弁漏れについて謝罪をした上で、1点目の今月末に迫っている決済を止めることを明言しました。そして価格の算定の妥当性に関して検証したいと考えていると答弁しました。市長決済に関してもその様にすると明言しました。鑑定評価の中身に対する疑問に関して、私もそう捉えているので不動産鑑定士等のご意見をいただきながら価格算定の妥当性について評価をする必要があると考えていた次第ですとの答弁を行いました。
ほぼ満額回答といっていい答弁であり、役所の勝手に旧市庁舎が超安値で売却されるという市民のリスクは回避の方向に向かっている様に思えます。これがこのまま進めば非常に喜ばしい状況です。井上さくら議員の活躍には一人の横浜市民として、大いに敬意を表したいと思います。
もう一度不作法ですが、ザマーミロ菅、ザマーミロ林と小躍りしてみます。
画期的答弁の瞬間が記録されています
https://www.youtube.com/watch?v=BQZnsOwK7_E
こちらはノーカット版です
https://www.youtube.com/watch?v=iKRYHNimvfs
カジノ中止宣言ニュース
https://www.youtube.com/watch?v=xPwP5j5kXjo
アイキャッチ画像 (イメージ写真です) Bernard Tey
City Hall at sunset
City Hall, Singapore
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